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New!】薪を侮るなかれ!エネルギーとして利用すれば地域の活性化を助けます。

「薪から始める小規模システムの経済効果分析 -地域主体のシステムづくり-」

温浴施設での薪ボイラーという小さな熱源ですが、それを地域の人達が運営することによって、地域に雇用を生み、お金を還流させ、健全な森林が維持され、それが小水力発電のための安定した水源になる、ローテクだけれども、大儲けはしないけれども、地域に自信がつく、これを数字で我々科学者が実証しました。

森林資源(木質バイオマス)を利用してエネルギー(電気)を生産・供給する、新たなビジネスが始まっています。バイオマス発電の歴史は結構古く、日本でも21世紀に入ると事業化の試みが各地でなされてきました。しかし、成り立たなかった場所も数多く存在します。失敗に終わった例を見ると、その多くが原料調達の見通しの甘さです。つまり、端材や林地残材など、原料となる未利用木材を一定量継続的に確保できない場合がほとんどです。また、自治体が主役となったところも、不採算になるケースが目立ちます。やはり、役所仕事で、施設(ハコ)は作っても、その後の運営は他人任せ(委託)、関与していると言っても、その経営に責任を持たない(赤字は税金で補填しても、責任を取る者がいない)からです。

私たち「BスタイルPJ研究グループ」(プロジェクト研究、Bスタイル:地域資源で循環型生活をする定住社会づくり(JST 科学技術振興機構))は、中山間地域の地域活性化を考える中で、エネルギーも地域主体で管理し、地域の人によって運営できるスタイルが重要であると考えました。それは、地域の人たちで資金繰りができ、雇用や経済の効果が明らかで、地域の資源を持続的に利用できる形です。研究グループでは、地域の人、団体の皆さんたちと協働し、一つの薪ボイラー施設が、どのように地域の人、資源、経済に影響をあたえるのかを、実証試験によってデータを取り、それを明らかにしました。

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上記の成果は、単行本としても出版されました。林業改良普及双書No.182「木質バイオマス熱利用でエネルギーの地産地消」(2016.2刊)です。出版元はじめ、以下からは送料無料で購入できます。

アマゾン、セブンネットショッピング、丸善ジュンク堂書店、ブックサービス。

詳しい資料も差し上げます。また、直接話しをしたい!という場合もこちらへお問い合わせ下さい。ケースバイケースですが、個人の方からは料金をいただくことはありませんので、ご心配なく。

下の成果もセットになっています。ご参考願います。

 

「林地残材を集める仕組み  -軽トラでも立派な副収入に-」

持続可能なエネルギー源の一つにバイオマスがあります。最近、エネルギー資源として林地残材(材木として使えない幹の端や枝など)が注目され、発電や温浴施設のボイラーの燃料として脚光を集めています。残材は捨てられていた物ですから、原価は0円ですが、それを山から搬出して、市場(工場)まで運搬する経費が馬鹿になりません。収集・運搬の現場で、大型化・機械化が進む中、そこに住む人達が仕事に従事して、お金を稼ぎ、地元にお金を還元させる仕組みとして、個人でできる収集運搬方法を、検証実験を通じて明らかにしました。

報告は、現代林業2015年11月号(全国林業改良普及協会)の特集として収められています。詳しい資料や内容をお知りになりたい方は、お問い合わせください。

New!上記の成果は、単行本としても出版されました。林業改良普及双書No.181「林地残材を集める仕組み」(2016.2刊)です。出版元はじめ、以下からは送料無料で購入できます。

アマゾン、セブンネットショッピング、丸善ジュンク堂書店、ブックサービス。

*森と里の研究所 お問い合わせはこちらへ。

 

【研究プロジェクト】Bスタイル:地域資源で循環型生活をする定住社会づくり(JST 科学技術振興機構)

農山村に放置されている自然資源を活用し、エネルギーを含む地域産業の再生や創設を行い、小規模ながらも様々な生業を組み合わせることによって、派手ではないが、心豊かな生活(Bスタイル)を営む、環境共生型地域社会の構築する、検証実験型のプロジェクトです。

その内容や報告書はこちら(お堅い文章です)。

プロジェクトのホームページはこちら

成果の一部が環境省政策提言事業で受賞しました。概要はこちら、動画はこちら

まだまだ作成中です・・・ 2016年04月30日